2009年9月アーカイブ

Perl6がマルチコア・メニーコアと相性が良い(とされている)理由が、ようやく分かりました。言語組み込みで並列化の仕組みが提供されていることが強みであるようです。

結論は上記の通りで、それだけの内容を粥よりも薄く水増ししているようで恐縮ですが、これはあくまで感想の記事なのでご容赦ください。

  1. 私のPerl6への浅い理解
  2. R. Diceさんの基調講演 ~ ハードウェアベンダーと仲良くなれるPerl6
  3. 小飼弾さんによるPerl6の紹介 ~ hyper operatorの例
  4. 牧さんによるPerl6話でようやく納得
  5. 次世代の言語が拓く次世代のプログラミング
  6. 待望のPerl6

YAPC::Asia 2009は、去年に引き続いて、東京・大岡山にある東京工業大学のキャンパスでの開催となりました。とても素晴らしい会場です。会場を貸してくださった東工大の方々に感謝です。

この記事では、YAPC::Asia 2009の参加報告から少々脇道に逸れて、会場に関するこぼれ話をご紹介します。

  1. 講堂の怪談ならぬ階段! 恐怖のSix Apart講堂
  2. オライリー社の即売会開催中
  3. どんぞこ楽屋さんの即売会で『Acme大全2009』を入手
  4. ラクダ保養地
  5. その他も見所いっぱい

Tokyo Game Show 2009に行ってきます

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暦の上の連休が何故か仕事で潰れた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は泣きそうです。

さて、そんなこんなでYAPC::Asia 2009の参加報告シリーズを若干さぼっていましたが、私の手許には30分前にローソンで買ってきたTokyo Game Show 2009のチケットがあります。

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そういえばこのブログはff14.nameff14.asiaの開発日誌と銘打たれていますね。ここがFinal Fantasy XIVのユーザー向けウェブサービスの開発日誌であることをすっかり忘れていました(故意犯)。

ということで、26日か27日は幕張メッセにお出かけです。FF14ネタは公式サイト以上のものは出てこないと思いますが、それを知ったのも15分前という有様でしたので、良い気分転換になるかも知れません。

なお、前売り券の販売が25日中だというのに締め日ぎりぎりでないと行動を起こせないのは、我ながらぶったるんでいるなと思います。

Shawn M Mooreさん(sartakさん)による研修「Moose入門、モダーンなオブジェクト指向システム」、とても素晴らしかったです!

前の記事で講師陣の贅沢さに触れましたが、何せMooseのCabal(中の人)による研修ということで、極めて質の高い内容となりました。

これまでのMooseの勉強は、基本的には牧さん(lestrratさん)の『モダンPerl入門』を足掛かりにして、後は実際に拙いコードを量産しながら、その場その場で疑問に思ったことを原文PODにgrepを掛けるなどという方法論でした。最近は石垣さん(charsbarさん)の翻訳に首っ引きでした。

これに対して、今回は体系立ててみっちりと学ぶことが出来たので、細切れだった知識が結びつけられて、理解がさらに深まったと思います。

研修の詳細については、以下に掲げたような、他の方々の素晴らしいリポートをご覧いただくのが良いと思います。

ziguzaguさんの指摘する体系的に学べる素晴らしさと、lesamoureusesさんの「もっとみんな受けたらいいのに!」という思いは、まったく同感です。

一方でこの記事では、私が「入門講座」相当の内容でも知らなかったことの覚え書きや、その他全般の感想、自習の勧めなどを簡単にご紹介します。

追記 : 用語法の誤りや、書きかけでブツ切りになっていた文が多々あったので少々直しました。眠い目をこすって物を書くのは良くないですね。失礼しました。

追記 : sartakさんご自身のブログ記事が公開されました。Thank you for providing me with zeal for Moose. I love Moose.

  1. 自習にもおすすめ! スライドと課題を入手しよう
  2. 柔軟な仕組みであるロールをもっと活用しよう
  3. Cleaning Up Moose Droppings - ヘラジカのフンの掃除
  4. Traits and Metaclasses - トレートとメタクラス
  5. 色々な知識の補遺
  6. sartak先生のライブコーディング
  7. まとめ - 研修には是非実地で参加してください!

一連のYAPC::Asia 2009リポートからちょっと離れまして(下書きは書きためていますので、明日以降も随時記事を公開していきます)、YAPC::Asia 2009の特別研修を受講します、という話を。

Moose入門、モダーンなオブジェクト指向システムの講師は何とShawn Mooreさん(sartakさん)です。API Designのトークも素晴らしかったです。

Perl, Unicode, and AJAXの講師は、こちらも何と小飼弾さん(dankogaiさん)です。Perl? Which Perl?のトークでは、Perl6への夢を馳せることが出来ました。

さて、私も既にMooseを使った日曜プログラミングをし始めているのですが、この研修の受講を機に、アプリケーションだけでなくライブラリも思い切ってMooseで(出来ればAny::Mooseを使ってMouseで)書く(書き直す)ことを考えています。その対象は、諸事情があって今のところCPANに上げていないPerlモジュールText::UTX::Simpleです。これは、機械翻訳用ユーザー辞書の相互変換器を作るための抽象レイヤーです。

Mooseを使わなくても立派なPerl OOプログラムは書けますので、このText::UTX::Simpleモジュールの中身の拙なさはひとえに私のスキルのなさに由来するものです。しかし、半年以上前の設計と実装ということもあり、出来ることならCPANに上げる前に色々(その最たる物がMoose化)直しておきたいと思っていました。基本的にプログラミングは「習うより慣れよ」の世界なので、この研修や自己学習で得た知見を路上運転でさらに試そうという魂胆です。

なお、『モダンPerl入門』に触発されたこの半年でMooseを使い始めています。2~3ヶ月ほど、自家用のWindows向け(WindowsのアプリをWin32::GuiTestで触ったり、色々)のPerlプログラムを133ファイル・2万6千行ほどでAny::Mooseづくしで作った経験くらいしかありません。改めて読み返すと冗長な記述が目立っていました。

Mooseドキュメントの邦訳などを最近じっくり読み返すと、BUILDARGSではSUPER::BUILDARGSを呼ぼうだとか、色々なところで勉強が抜けていたと感じます。このブログでもMoose/Mouseタグが付いた記事で色々まずいところがあったので、先程直しておきました。

Text::UTX::Simpleのドキュメントの中で発酵していたクラス図もどきや、ハムレット的なTo Moose or not to Mooseの煩悶や、社内でのPerlシンパの増殖計画などについては以下の通り。

YAPC::Asia 2009で、宮川さん(miyagawaさん)と松野さん(tokuhiromさん)の夢の共演「PSGI - Perl Server Gateway Interface」を拝聴しました。

詳しいレポートは技評の記事などを参照していただくとして(下記参照)、

WAF開発者でない、つまりWAFユーザー(Webアプリケーション開発者)である私の感想を記しておきます。この記事の題名は意味不明で恐縮ですが、それぞれの熟語を以下の文中で使っていることに由来するものです。

なお、GitHubでスライドも公開されました

追記 : id:antipopさんによるPSGI/Plack勉強会という記事が公開されました。実装周りが綺麗にまとめられた素晴らしい記事です。是非ご覧ください。

追記 : PSGI/Plackサイトが立ち上がりました。

  1. PSGI/Plackとは
  2. 仕組みの詳細
  3. HTTP::Engineと何が違うのか
  4. HTTP::Engineは停止、ただし後方互換性は維持
  5. PSGI/Plackの今後
  6. エンドユーザーへの恩恵
  7. 全体を通して

YAPC::Asia 2009で、村瀬さん(typesterさん)のトーク「ark - framework inspired by Catalyst」を拝聴しました。スライドはstfuawsc.comにあります

目下のところ"Amikeco"ではArkのお世話になって実際に実装していますし、このサイトでも(最近少々更新を滞らせていますが)サンプルアプリケーションの作成を通じて紹介していたりします。

Arkはとても合理的なWAFなので、是非一度お使いになることをお勧めしたいです。Catalyst的に使えますし、前のhide-kさんもトークで槍玉に挙げたようなCatalystの微妙な一部記述もしなくて済みます。CatalystはPerlのWAFの定番で大変良くできたものですが、このトークでArkユーザーの方も増えてくれれば嬉しいですね。

そんなこんなで熱く注目している私ですが、さりとて毎回の変更を事細かく拝見出来ているわけでないので、恥ずかしながら、軽い浦島太郎状態に陥ってしまいました。一番驚いたのは先月末から今月頭にかけて、KAYAC社の実アプリのリソース一式がGitHubで公開されていたことです。

ということで、いくつか感想を挙げてみます。

  1. PSGI/Plackでも安心
  2. Ark::Modelsの使い方を悔い改めます
  3. HTML::ShakanからArk::Formに切り替えるかも
  4. Ark::View::JSONは既にありました
  5. 全体を通して

YAPC::Asia 2009、無事終了です。今年からJPAによる主催となりましたが、大成功と言って良いのではないでしょうか。講演者の方々・協賛各社さん・会場を貸していただいた東工大の方々・そしてスタッフの方々、本当にどうもありがとうございました。

大変心残りかつ自己嫌悪に陥る点は、私が人見知り気味(技術者として致命的な欠点)なのと、前述の通り体調が万全でなかったので、日頃CPANモジュールなどでお世話になっている方々にお礼のご挨拶すら出来なかった点です。

Perlの最先端を行くハッカーの方々や、企業でPerlを活用している方々の燦然たる活躍を目にしてしまうと、我が身の至らなさに恥ずかしくなるやら怒りを覚えるやら、発奮しているのか意気が消沈しているのかが自分で分からなくなります。しかし、Closing Ceremonyで牧さん(lestrratさん)が仰ったように、ブログ記事を書いて、イベントの盛況ぶりやPerlの健在ぶりを非参加者の方々にお伝えする一助となれば、拙いながらもそれが私に出来る恩返しになるのではないかとも考えます。

体調があまり芳しくなかったこともあって、LLTVのようには書けないとは思いますが、以下のような細切れの記事でいくつか感想などを随時記していきます。

なお、いずれも写真はありません。各記事で、私の記事よりも詳細で正確な記事やページへのリンクを掲げるつもりです(内容を適宜増補します)ので、そちらなどをご参照ください。

写真がない理由としては、デジカメを持ち歩かない(持ち歩くに足るデジカメを持っていない)習性だけではなくて、初日は電話機(PHS)を家に忘れてきたというどうしようもない理由もあります。カンファレンスおよび(月・火の)研修への出席ということで、建前としては公休扱いで年休を使えるはずなのですが、色々な事情があって(年休とは別の)夏休み5営業日分をここで消化することになりました。そんな会社に対する色々な思いがない交ぜとなって、「あああ休みの日まで俺に電話するんじゃねえ」的な深層心理が働いたのかも知れません。

(随時追記)

  1. Arkの成長速度に脱帽
  2. PSGI/Plackは本質・本命・本流・本気でした
  3. Mooseの中の人によるMoose研修が素晴らしすぎる
  4. 会場に関するこぼれ話 ~ 講堂の怪談ならぬ階段!
  5. Perl6がマルチコア・メニーコアと仲良しになれる理由
  6. 非同期が熱い(DB, HTTP, etc.)
  7. DBとの付き合い方(どのORMのお世話になろう?)
  8. 3つのC、大いに感じました

YAPC::Asia 2009 Tokyoに参加します

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YAPC::Asia 2009 Tokyoに参加します。

普段はガチムチなユー子で働いていて、自家用スクリプトの類の他はPerlのパの字にもお目にかかれない惨状ですが、せっかくのこの機会を有意義に過ごしたいと思います。

ところで、今回は特別研修も開かれます。私は会社に掛け合って2コースほど参加させていただくことになりましたが、牧さんのブログの記事によると、参加枠にはまだまだ余裕があるようです。

9時18時の丸一日の研修で、IさんやらFさんやらHさんやらhさんやらDEC......じゃなかったGKさんやらの研修にお世話になると、それだけで4万や5万が平気で取られる現状です。しかも、研修自体にも当たり外れがあって、このお兄さん/おじさん/お姐さんホントに分かってお話ししているのかなぁ、と思うことがあったりもします。私の質問の仕方が悪いだけという可能性も大いにありますが、しかし質問とご回答が微妙にかみ合っていなかったりすることもあります。

翻って今回のYAPC::Asia 2009 特別研修では、講師は一線級どころかこれ以上を望みようのない超一流、最先端の方々です。しかも「YAPC::Asia特別研修割引付きチケット」や「全日程通し参加」などの割引もあって、お得感たっぷりです。上述の大手各社さん辺りがPHPの研修コースを用意しているのに対して、Perlはあまりお目に掛かったことがありません。そういう意味でも今回はチャンスだと思います。Perlが(現状のPHPのように)I,F,H,h,GK各社さんの研修コースとして当たり前のようにカタログに載るようになるといいですね。

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