会場に関するこぼれ話 ~ 講堂の怪談ならぬ階段! (YAPC::Asia 2009)

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YAPC::Asia 2009は、去年に引き続いて、東京・大岡山にある東京工業大学のキャンパスでの開催となりました。とても素晴らしい会場です。会場を貸してくださった東工大の方々に感謝です。

この記事では、YAPC::Asia 2009の参加報告から少々脇道に逸れて、会場に関するこぼれ話をご紹介します。

  1. 講堂の怪談ならぬ階段! 恐怖のSix Apart講堂
  2. オライリー社の即売会開催中
  3. どんぞこ楽屋さんの即売会で『Acme大全2009』を入手
  4. ラクダ保養地
  5. その他も見所いっぱい

1. 講堂の怪談ならぬ階段! 恐怖のSix Apart講堂

Six Apart社がスポンサーとなった「70周年記念講堂」は「Six Apart講堂」と命名されました。しかし、そこには転倒者・怪我人が続出する「魔の最終段」があったのです!

講堂の座席は傾斜して配置されていて、大体中程を境として、上側が階段・下側が坂(スロープ)となっています。この階段の最下段で足を踏み外す人・踏み外して転倒する人がとても多くいらっしゃいました。

あまり近すぎて首が痛くなったことや、上部だと足が前の座席の背に当たってしまう(下段だと座席の下部に足を伸ばせる余地がある)ことなどの理由によって、Six Apart講堂では下部の後方に座っていました。短足な私も窮屈に感じるというくらいなので、多分平均的な身長の方だとさらに窮屈だったのだと思います。

閑話休題、そんなこんなで問題の最終段のほど近くにいたのですが、トークの間の空き時間で、それがどんなに短いものであっても、必ず1人以上は「おおっと!」と足を踏み外していらっしゃいました。合計したら二桁後半に達したのではないでしょうか。ブログで危険体験を語っている方もいらっしゃいますが、天下の小飼弾さんも実は踏み外していました。転倒したり怪我をされたりはしなかったようで、一安心です。

しかしどうも本気で足を挫いてしまった人もいたようですし、盛大に転倒してしまった方もいらっしゃいました。しばらく起きあがらなかった方に対して心配して介抱しようと立ち上がったこともありました。

何故そんなに危険なのかと考えたところ、以下のような理由が考えられました。

  • 最終段だけ奥行き(踏み面)が短い(トントントンと一定のペースで階段を下りていると、最終段で当てが外れる)
  • 講堂内が薄暗い
  • 壇上にスタンバイしている弁士や、大写しされたスライドに気が取られて、足下に目をやる余裕がない
  • Perlのお祭りなので完全に舞い上がっていた

完全に私にも当てはまっていて、よく転げなかったものだと、今になっては不思議に思えます。思わずWikipediaに階段を照会してしまいました。

次回もし東工大にお世話になることがあったら、フォーマルな場でなくても(例えば公式サイトでなくても運営ブログなどで)、事前に告知が必要かも知れません。或いは、最終段付近に「怪我人続出、注意!」という立て看板を臨時に設置する案もありそうです。あ、もちろんアイコンはラクダが階段から足を踏み外しかけた可愛い絵柄を希望です(なに勝手なことを言っているんですか)。

2. オライリー社の即売会開催中

講堂入って左側では、オライリー社による書籍の即売会が開催されていました。LLTVの時と同様、10%引き・消費税なし・各種特典ありです。LLTVよりもブースが広かったこともあって、以下の4冊を購入しました。

  • Scott Berkun(著), 村上雅章(訳)『アート・オブ・プロジェクトマネジメント マイクロソフトで培われた実践手法』
  • Bruce Frey(著), 鴨澤眞夫(監訳), 西沢直木(訳)『STATISTICS HACKS 統計の基本と世界を測るテクニック』
  • Ron Hale-Evans(著), 夏目大(訳)『MINDパフォーマンスHACK 脳と心のユーザーマニュアル』
  • Thomas A. Limoncelli(著), 株式会社クイープ(訳)『エンジニアのための時間管理術』

4冊目は間違いなくLLTVにあったはずですが、「バッグ・Tシャツ・タンブラーを獲得可能な8,000円に届かない」という姑息な計算をしていて、スキップしたという過去があります。しかし今回は余裕で到達です。

しかも今回は"Programming Republic of Perl"ステッカーも貰えました。

3. どんぞこ楽屋さんの即売会で『Acme大全2009』を入手

そのオライリー社の斜向かいには、どんぞこ楽屋さんの即売会ブースがありました。

刺身☆ブーメランさんの「Acme大全2009」買えなかったという記事でその存在を知ったPerlの同人誌、『Acme大全2009』が、私の目の前にある! と思った数秒後には「これ1部ください」とお声掛けしていたのでした。

帰りの電車内でオライリーの書籍よりも先に読んでいたのですが、YAPC::Asiaの熱気も冷めやらぬうちに読んだので、ニヤニヤするやら時々吹き出してしまうやらで、他の乗客の皆さんに怪しい人間だと思われたかも知れません。

use元のソースコードを難読化するパターンや、use元のソースコードが○○でなければ削除するといったパターンなど、ページを繰っていて忘れた頃に出会うとじわじわ笑えてきます。リベラルな文字列をブッシュ(子)前大統領的な言葉に置換する(けれどもコードの動きは一緒)という発想もその一つです。

ひとしきり笑ったり感心したりした上で、どこかで見たノリだと思って奥付を辿ってみたら、あぁぁ、「素晴らしきPerlモジュールの世界」やらPerlのithread版吉野家スクリプトの、あのまかまかさんだったのですね。

次回作にも大変期待しています!

4. ラクダ保養地

一方どんぞこ楽屋さんの対面には、一大充電オアシスが展開されていました。会場は基本的に(プレス以外の)電源がないので、電池切れの恐怖と戦うPerlハッカー達は右往左往していたのですが、この場所はどうも電源が供用されていたようです。

公式に利用可能な状態なのかどうかが不明だったのと、(ICレコーダーと紙とペンで取材していたので)幸いにして電池がぎりぎり保ちそうだったことから、私は利用しませんでした。パンフレットには「電源タップの数が限られているため、みんなで仲良くシェアして使用してください」と書いてあったので、あれは多分使って良いものだったと思います。

港や空港にグッとくる人ならば、充電オアシスで羽を休めるPerlハッカーの方々を目にすると、やはり同様にグッとくると思いました。

5. その他も見所いっぱい

Six Apart講堂のインパクトがあまりに強すぎたのですが、他の場所も見所がありました。

例えば、「DeNA大会議室」。西8E号館10Fの「情報理工学研究科大会議室」がDeNA社によってスポンサードされた場所です。

エレベーターが2基ありましたが、トークとトークの合間のわずかな時間に移動者が集中するため、そこそこ滞留してしまいました。元気のある人は少なからず階段を使われたようですが、私は体調が万全でなかったこともあって、階段を使えませんでした。

会議室は天井が高い作りで、投影するスクリーンも巨大な物を使えたので、後ろの人でもそこそこ見易かったのではないかと思います。ただ、他の会場と同様に人気のあるトーク揃いだったために、立ち見席や「体育座り」席が出る盛況ぶりでした。

トーク開催場所以外にも、例えば初秋の日差しに溢れる芝生など、大変牧歌的な光景もあり、とても気持ちの良い場所だと感じました。何より、芝生でPerlハッカー諸氏が語らっている場面などは、とてもまぶしい光景でした。

総じて会場の雰囲気が良く、2年連続で東工大で開かれた訳も何となく分かるような気がしました。来年はどこで開かれるのかはまだ明らかになっていません。しかし、(会場ネタを自己全否定するようですが)どこで開かれるにせよ、Perlハッカーの集う場所がYAPCというPerlのお祭りの会場になるものだと思います。

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このページは、Gardejoが2009年9月26日 00:26に書いたブログ記事です。

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